BAR タイムにご来店する際、服装を気になさる方が時々
いらっしゃいますが、服装を心配なさる必要は基本的にはありません。
約10年ほど前、嫌なタイプのお客様と出会いました。
その彼は金髪のロングヘア、頭にはタオルを巻いたまま
カウンターで飲み、友人達と騒ぐように飲む。
とにかく第一印象が悪すぎました。
10年ほど時間が過ぎた現在、当時と比べれば驚くほど立派な飲み手
になりました。
葉巻やワインを味わう事を覚え、出会ったお客様と心地よい
会話を楽しみ、聞き手にもなれる。
ここ数年間はダーク・ラムがお気に入りのようです。
一週間の入院は意外に退屈で、長く感じるでしょ?
でも、これも長い人生のひと時の骨休めだと思えばいいんです。
明日退院すれば、やりたい事、やらなければならない事と、
山のように待っている事があるでしょうが、そこは堪えて。
ぼちぼち環境に合わせて、こなしていってください。
陰ながら応援していますから。
- Degustation de nos jours -
◆日付 2007.11.27
◆時間 am 2:00
◆場所 RINGOKAN
◆銘柄 [ サンティアゴ デ クーバ ロン アネホ ]
◆当店販売価格 ¥600
◆ヴィンテージ [ - ]
◆アルコール度数 38度
◆生産国 キューバ
◆生産者 [ República de Cuba ]
◆輸入元 東京ヨーロッパ貿易有限会社
◆販売者 株式会社成城石井
◆テイスティング時の状態
・ストレート
◆色
・琥珀色。
◆香
・開栓して間もないためか、アルコールが38度のわりにトップはアルコリック。
内側をチャーした樽で熟成されたように感じる香りの中に、カカオやショコラの香りが若干潜む。
玉付のせいか、プラスティックを想像させる香りもある。
◆味
・香りの印象とは違い、意外とドライな印象。
◆総評
・単体で楽しむのももちろんよいが、個人的にはカクテル・ベースにしてあげた方が、この酒質の良さを表現できるような気がしました。
キレが良く、飲み口はスムースなものの、余韻は短くパンチやダイナミックさに欠ける。
★☆☆☆☆
注) あくまでも、個人的なテイスティング・ノートです。
" Bonne journee "