初夏を思わせるような穏やかなある朝
僕は久しぶりに板を車に積み込み南へ車を走らせた。
天気図から想像できる通り風は無風だが波もまったくない。
たまにしか来れない海である、皆があきらめ帰るなか
僕は独りだけウエットスーツに着替えた。
1時間ほど久しぶりの海にゆらゆら揺られながら
海の上でしか感じることのできない力に癒された。
海から上がれば珈琲タイム。
愛用のケトルで湯を沸かし、お気に入りの葉巻に火をつける。
誰もいないいつもの海で
一人っきりの贅沢な時間を過ごしてみる。
波がなくても海は僕らを楽しませてくれる。
こんな贅沢がほかにあろうか。
KAKEGAWA CIGAR STYLE