ときどき  いっぷく

RINGOKAN

2012年01月19日 10:00











28歳のトキに出逢った茶の湯の世界。

そこで生活の中にある静と動を知り

侘び寂びや四季の感じ方、そして、" おもてなしの心 " を学んだ。











湯が沸く音。

袱紗をさばく音。

そして、トキを感じさせてくれる器に一服の茶。

呼吸を整えれば、どんどん気持が清々しくなってゆく。











この狭い空間に身を置き、亭主から何を感じることができるのか。






トキは常に過ぎてゆく。

" とどまってはいけない "

その声に耳を傾け、背筋に感じる独特の空気を

一服の茶とともに啜り飲み干し、毎度茶室をあとにする。











茶を溶く茶筅の音。

畳をする足袋の音。

そのすべてが普段気付かぬ些細な音。





短い人生、意識して いっぷく。

僕に与えられた時間は、それほどあるわけではない。





本日は定休日となります。







KAKEGAWA CIGAR STYLE


関連記事