28歳のトキに出逢った茶の湯の世界。
そこで生活の中にある静と動を知り
侘び寂びや四季の感じ方、そして、" おもてなしの心 " を学んだ。
湯が沸く音。
袱紗をさばく音。
そして、トキを感じさせてくれる器に一服の茶。
呼吸を整えれば、どんどん気持が清々しくなってゆく。
この狭い空間に身を置き、亭主から何を感じることができるのか。
トキは常に過ぎてゆく。
" とどまってはいけない "
その声に耳を傾け、背筋に感じる独特の空気を
一服の茶とともに啜り飲み干し、毎度茶室をあとにする。
茶を溶く茶筅の音。
畳をする足袋の音。
そのすべてが普段気付かぬ些細な音。
短い人生、意識して いっぷく。
僕に与えられた時間は、それほどあるわけではない。
本日は定休日となります。
KAKEGAWA CIGAR STYLE