刻まれた傷

RINGOKAN

2008年12月19日 21:00








僕等が生きた証しである、時を刻む時計。

それは、彼の肉体に刻み込まれた

喜び、そして苦しみ・・・











今年の夏に形見となったこの時計、生前には30年ほど愛用したという。

バシュロン、ピアジェ、ピゲと時計の名品を愛した彼が

最後にこだわったのは国産の名品。











久しぶりにこの時計を、はめたという彼。

彼の胸には、沢山の父親との思い出が詰まっているのだろう。



ララニャガを1時間ほど楽しむ、彼の姿を眺めながら想う。

生きていることの素晴らしさ。

そして

生きるということの残酷さ。











2008年、貴方にとってどのような1年でしたか?

2009年、僕等にとってどんな1年になるのだろう。





でも、この時計はまだまだ止まらない・・・

















関連記事