そこは大都会の煌めきに身を隠すように佇む粋な空間 。
誰にも知られることなくひっそりと明かりを灯し
毎夜ハバノスの香に満たされる隠れ家、それが噂の Cigar Bar " RYOKI "。
今夜もハバノスな紫煙が都会の煌めきに消えてゆく・・・
この夜都内から届いたのは10本のキューバ・シガー。
HABANA を愛するかなり目立つ運び屋が届けてくれた。
この10本のハバナ・シガーは、先日キューバへ渡った
我が国のクバーナ教の教祖でもあるリョーキ氏からの贈り物であった。
2001 ラファエル・ゴンザレス・コロナス・エクストラ
2001 エル・レイ・デル・ムンド・グランコロナ
2001 H.アップマン・コロナス
2001 H.アップマン・アマステイスタス
1992 H.アップマン・ロンズデール
リョーキ氏が自らキューバで買い付けたハバナ・シガーの数々。
その中でも貴重な葉巻虫に喰われた葉巻を中心にサンプルとしていただいた。
彼曰く「葉巻虫に喰われた葉巻は美味しいから」と。
実際に葉巻虫たちは美味しい葉だけを食べるようだ。
数本の葉巻をこの場にいた葉巻仲間たちに差し上げ
2001年製造のH.アップマン・アマステイスタスを解体してみた。
時間を感じさせないしなやかで美しいラッパーには一カ所穴が。
その他に大きなダメージは見当たらない。
バインダーとフィラーをバラしてみたものの
葉巻虫の生体や卵、死骸などこの葉巻からは一切検出されなっかた。
この夜葉巻を愛するモノたちが1本のハバナを取り囲みながら
僕らの天敵でもある小さな虫をドキドキしながら探してみた。
入手困難である古いハバナを燻らせることなく解体する。
なかなかできない貴重な時間をリョーキ氏からいただいた。
リョーキさん、ありがとうございました。
他の素材も色々と楽しませていただきます。
Cigar Bar RYOKI