人として生まれ、すでに45年という月日が流れた。
今ではバーテンダーを生業とし
またバーテンダーとして生きている。
悩むこともある。
辛いときもある。
僕はこの生き方以外を知らないわけではない。
だが僕はこの歩みを止めたくない。
もし生まれ変われるなら再びバーテンダーという生き方を選び
そしていま愛する者たちを再び愛してみたい。
独りで葉巻を燻らせていると
いつもそんなコトに想いをよせてしまう。
きっとそれは、僕の知らぬものがそうさせているのだ。
僕が今やるべきことは
明日もまた、いつものようにスポットライトに火を灯すだけ・・・