REINA・・・二十歳。

RINGOKAN

2009年01月12日 18:00










1月12日 成人の日。





大きな瞳が美しく、愛らしい彼女は

独り飛行機に乗り、アメリカ・サンディエゴからやってきた。











" シャッターを押すのが、好きで好きで仕方がない "



そんな気持ちが伝わるように、言動する彼女はまだ若干二十歳。

最近振袖を着た方々と、同じ歳の可愛い女性である。





彼女は中学を卒業し親元を離れ、独りアメリカへ渡った。



これまで彼女は、アメリカでどんなことを感じ、また考え

そして、どんなことにぶつかり悩んできたのだろう。











彼女と少しだけ語った夜、彼女がひと言呟いた。



「私の名前など売れなくていいんです。

どこかで私の作品を大事にしてくれる方が、一人でもいてくれれば私は凄く嬉しい。」



そんな彼女のひと言を聞かぬ振りする、厳しさの中に優しさを持つ母親は

彼女の隣でカクテルの「アメリカン・ビューティー」を美味しそうに嗜む。



'99 にケヴィン・スペイシーが主演した、同名の映画アメリカン・ビューティーは

「豊かなアメリカの家庭」を上手く描きだした。











僕には彼女に秘める才能が、どれだけこの世の中で通用するのかわからない。

現実は彼女の夢など儚く、瞬く間に打ち砕いてしまうのかもしれない。



しかし、夢や希望を持つ若者が少なくなったといわれるなか、彼女のように

夢や希望を持ち、独り異国の地で闘っている方をカウンター越しに見ていて

僕は想った。



人を応援するのに難しい理由など要らない。

頑張って生きている人は皆美しい。

謙虚である人間は、更に魅力的になる。

男でも、それは歳を老いている方でも。





夢は諦めた時点で必ず終り、成し遂げることはできない。

宝くじは、買わなければ当たらないのだ。



続けること。

大事な事は、とにかく続けるということ。

そこにこだわる僕は、昨夜4つの新しい宝物を手にした。

3枚の彼女の作品。

そして、初めて彼女と語った少しの時間。





1月21日。

アメリカでもっとも美しいとされる、薔薇の名アメリカン・ビューティー。

そんな薔薇のように輝く彼女は、またあの大きな大陸に独りで戻る。



次に彼女に逢うとき、どんな女性に成長しているのか楽しみだ。







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2009年1月25日(日)は、Burns Night 2009



Valentine Night's 2.9〜2.14









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