時間の使い方・・・
大きな弧を描く美しい虹が、雲の隙間に溶けてゆく様を見ていて想った。
僕等に与えられた限りある時間、これをどのように過ごすべきか。
まだガキだったあの頃と比べると、水量が豊富で
名前負けしていない、その滝を眺めながら想った。
時間は止まっているのではない。
この水の流れのように、時間は必ず流れている。
もう少しで富士の頭が見えそうなのに・・・
僕はしばらくそこに立ち止まる。
結局日本一の富士の山は、その全体像を僕等の前に
見せることはなかった。
しかし、素晴らしい景色とは、全てが見えればよいのではないと想う。
その場所でしか感じられないこと。
ご予約してくれているお客様が待つ掛川に向かう途中
大きな空が燃えていた。
仕事前の数時間でも、気持ち一つで " 生きている " ことを実感できる。
どこかに行かなければ感じないのではない
どかに行ってみると、そこでしか感じることのできない " 時間 " を
感じられる。
僕は器用な人間ではない。
だから、自分なりの時間の使い方にこだわりたい。
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